まったりゆったり、小説を書いたり、戯言を言ったり………
はてさて、今日は何をしようか………
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さぁて、今回も始まりました、数か月振りの『本屋』のコーナー!
今回は、私、ブログ運営者のrakurudoと…
本屋「このコーナーの元となった本屋だ」
で、お送りします!
さぁ、テンション上げていこー!
本屋「やだね…」
…しょっぱなからローテンションですなぁ…
こんな、本屋ですが、名前の由来は本をたくさん読んでいるから!!
それと、自宅に本屋のように本棚がずらっと並んでいるから!!
以上!!
本屋「書店ほどの本はない…」
あたりまえでしょ!!
一般人の一人暮らしの家に書店と同じだけの本があったら住めないよ!
本屋「いつかはその量にしたいとは考えている」
お前は、書店を開く気か!
本屋「私が読むのに、なぜ他人に売らなければならない?」
貸すならいいのか?
本屋「………考えておこう」
今の間は何だ!!
まぁ、こんな本屋はほっておいて、本紹介へ…
Let's Go !
今回紹介する本は「本日の騎士ミロク」だ!!
え~と、出版社は…
本屋「富士見ファンタジア文庫だ…」
…だそうです。
この話は、主人公のミロクがとある国の騎士になることから始まるんだ
本屋「題名に名前が出てるんだから主人公というのは当たり前だろ…」
この国では、騎士になったときに剣を渡される。
剣の腕に自信のあったミロクは騎士になったことで帯剣できると喜んでいたんだ!
本屋「実際支給されたのはニンジン一本だがな…」
そんなミロクが配属されたのは『赤目隊』だった。
メンバーは個性はぞろいのすごい部署だ。
本屋「任務は雑用…メンバーには兎がいるから別の意味ですごいな…」
そんなミロクと赤目隊のドキドキワクワクな日常をご覧あれ!
本屋「どっちかって言うとドクドクな気もするがな…」
…って本屋!いちいちうるさい!!
少しは黙って聞いてる気はないのか!
本屋「黙っていてはここに来た意味がないだろう?」
…確かにそうだけど…
本屋「ほら、しめだ…」
おっと、それでは詳しい内容は読んでからのお楽しみってことで!
今回の『本屋』のコーナーは私、この頃疲れ気味なrakurudoと…
本屋「常に本を持っていないと禁断症状が出る本屋で…」
お送りしました~!
…って、本屋!本がないと禁断症状が出るの!?
本屋「?…言ってなかったか?」
この収録始まってから本を持ってないけど大丈夫なの!?
本屋「…あぁ、大丈夫だ。臨界点ならとうに超えた…」
やばいじゃん!!
本屋「このままだとうっかりネタばれするかもな…」
えっ!?
本屋「たとえば、今回の本でミロクが所属する赤目隊には王女がいるとか、その王女の左手はゴーレ…」
わーーーー!
今回は、私、ブログ運営者のrakurudoと…
本屋「このコーナーの元となった本屋だ」
で、お送りします!
さぁ、テンション上げていこー!
本屋「やだね…」
…しょっぱなからローテンションですなぁ…
こんな、本屋ですが、名前の由来は本をたくさん読んでいるから!!
それと、自宅に本屋のように本棚がずらっと並んでいるから!!
以上!!
本屋「書店ほどの本はない…」
あたりまえでしょ!!
一般人の一人暮らしの家に書店と同じだけの本があったら住めないよ!
本屋「いつかはその量にしたいとは考えている」
お前は、書店を開く気か!
本屋「私が読むのに、なぜ他人に売らなければならない?」
貸すならいいのか?
本屋「………考えておこう」
今の間は何だ!!
まぁ、こんな本屋はほっておいて、本紹介へ…
Let's Go !
今回紹介する本は「本日の騎士ミロク」だ!!
え~と、出版社は…
本屋「富士見ファンタジア文庫だ…」
…だそうです。
この話は、主人公のミロクがとある国の騎士になることから始まるんだ
本屋「題名に名前が出てるんだから主人公というのは当たり前だろ…」
この国では、騎士になったときに剣を渡される。
剣の腕に自信のあったミロクは騎士になったことで帯剣できると喜んでいたんだ!
本屋「実際支給されたのはニンジン一本だがな…」
そんなミロクが配属されたのは『赤目隊』だった。
メンバーは個性はぞろいのすごい部署だ。
本屋「任務は雑用…メンバーには兎がいるから別の意味ですごいな…」
そんなミロクと赤目隊のドキドキワクワクな日常をご覧あれ!
本屋「どっちかって言うとドクドクな気もするがな…」
…って本屋!いちいちうるさい!!
少しは黙って聞いてる気はないのか!
本屋「黙っていてはここに来た意味がないだろう?」
…確かにそうだけど…
本屋「ほら、しめだ…」
おっと、それでは詳しい内容は読んでからのお楽しみってことで!
今回の『本屋』のコーナーは私、この頃疲れ気味なrakurudoと…
本屋「常に本を持っていないと禁断症状が出る本屋で…」
お送りしました~!
…って、本屋!本がないと禁断症状が出るの!?
本屋「?…言ってなかったか?」
この収録始まってから本を持ってないけど大丈夫なの!?
本屋「…あぁ、大丈夫だ。臨界点ならとうに超えた…」
やばいじゃん!!
本屋「このままだとうっかりネタばれするかもな…」
えっ!?
本屋「たとえば、今回の本でミロクが所属する赤目隊には王女がいるとか、その王女の左手はゴーレ…」
わーーーー!
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はい!
久しぶりに始まりました!!
「本屋」のコーナーであります!!!
今回紹介するのは・・・「獣の奏者」!
現在、一年間のアニメも放映中でございます!
私も、最近まで読んでいなかったのですが、友に(強引に)勧められ読み始めました。
読みがはじめるとはまってしまい、今ではアニメも見ています。
それでは、簡単な紹介をさせていただきます。
「獣の奏者」は、講談社文庫で、上橋菜穂子さんが書いております。
文庫としては、Ⅰ闘蛇編、Ⅱ王獣編の二編が販売されております。
私が読んだのもこの二冊です。
しかし、単行本としては昨今新たにⅢ探究編、Ⅳ完結編の二冊が販売されました。
実際には、最初の二冊で話は完結しているのです。
が、読者たちより、その後を読みたいなどの意見が寄せられたため、それまでなぞとされていた事柄のエピソードを加えて二冊を新たに販売しております。
「獣の奏者」は、主人公である少女エリンの生涯を描いた作品です。
他にも、視点は飛びますが、大筋はエリンの生活を描いております。
最初、少し世界に入りずらくはありますが、一度この世界観に入ってしまうとなかなか出てこれなくなります。
悲しみあり、戦闘あり、感動あり…
涙必須の物語、ご賞味あれ!!
久しぶりに始まりました!!
「本屋」のコーナーであります!!!
今回紹介するのは・・・「獣の奏者」!
現在、一年間のアニメも放映中でございます!
私も、最近まで読んでいなかったのですが、友に(強引に)勧められ読み始めました。
読みがはじめるとはまってしまい、今ではアニメも見ています。
それでは、簡単な紹介をさせていただきます。
「獣の奏者」は、講談社文庫で、上橋菜穂子さんが書いております。
文庫としては、Ⅰ闘蛇編、Ⅱ王獣編の二編が販売されております。
私が読んだのもこの二冊です。
しかし、単行本としては昨今新たにⅢ探究編、Ⅳ完結編の二冊が販売されました。
実際には、最初の二冊で話は完結しているのです。
が、読者たちより、その後を読みたいなどの意見が寄せられたため、それまでなぞとされていた事柄のエピソードを加えて二冊を新たに販売しております。
「獣の奏者」は、主人公である少女エリンの生涯を描いた作品です。
他にも、視点は飛びますが、大筋はエリンの生活を描いております。
最初、少し世界に入りずらくはありますが、一度この世界観に入ってしまうとなかなか出てこれなくなります。
悲しみあり、戦闘あり、感動あり…
涙必須の物語、ご賞味あれ!!
おはよう!こんにちは!こんばん!おやすみなさい…
と、言うわけで、今回も始まりました!「本屋」コーナー!
先日に引き続き、初(?)の連続です!
やぁ~、テンション上がってきた~!
黎勾(以降、黎)「0K(ケルビン)まで下げとけ…」
おっ!今回も来てくれたね!黎勾!
黎「これから、帰るとこだ…」
まぁまぁ、そう言わず…ってホントに帰った!?
いつの間に…
ま、いっか!
さて、今回紹介するのは前回に引き続き電撃文庫から「ご主人様は山猫姫」です!
黎「この作品は、まさにタイトルそのままの内容だったな…」
そうなんだよねぇ~…って、いつもどっと来たの!?
黎「ずっとここにいたが・・・?」
ステルス!?ステルスレイ!?
黎「…この作品は、正ヒロイン(?)が山猫と例えられるほどの粗暴な姫だ」
む、無視ですと~~~!
黎「…ちなみに、主人公は多言語が話せるだけの下っ端役人だった」
………
黎「のちに、弓の名手になり、その後国を救う英雄にまでなるらしい…。とても、そうは思えんのだがな…」
うがぁぁぁぁぁ!
黎「うおっ!急に吠えるな…」
……はぁ、もういいや…
黎「じゃ、俺は帰るからあとよろしく…」
あっ、そう……って帰るな~~~!
あれ?もういない…
もう、いや………
ぐすっ………えぐっ…………
黎「ということで、管理人が精神ダメージが大きいため今回はここで、終わりです…」
………………
黎「ちなみに、次回からはコーナー「本屋」に変わり「黎勾の管理人切り」が始まります。お楽しみに…」
嘘だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
黎「…嘘です」
と、言うわけで、今回も始まりました!「本屋」コーナー!
先日に引き続き、初(?)の連続です!
やぁ~、テンション上がってきた~!
黎勾(以降、黎)「0K(ケルビン)まで下げとけ…」
おっ!今回も来てくれたね!黎勾!
黎「これから、帰るとこだ…」
まぁまぁ、そう言わず…ってホントに帰った!?
いつの間に…
ま、いっか!
さて、今回紹介するのは前回に引き続き電撃文庫から「ご主人様は山猫姫」です!
黎「この作品は、まさにタイトルそのままの内容だったな…」
そうなんだよねぇ~…って、いつもどっと来たの!?
黎「ずっとここにいたが・・・?」
ステルス!?ステルスレイ!?
黎「…この作品は、正ヒロイン(?)が山猫と例えられるほどの粗暴な姫だ」
む、無視ですと~~~!
黎「…ちなみに、主人公は多言語が話せるだけの下っ端役人だった」
………
黎「のちに、弓の名手になり、その後国を救う英雄にまでなるらしい…。とても、そうは思えんのだがな…」
うがぁぁぁぁぁ!
黎「うおっ!急に吠えるな…」
……はぁ、もういいや…
黎「じゃ、俺は帰るからあとよろしく…」
あっ、そう……って帰るな~~~!
あれ?もういない…
もう、いや………
ぐすっ………えぐっ…………
黎「ということで、管理人が精神ダメージが大きいため今回はここで、終わりです…」
………………
黎「ちなみに、次回からはコーナー「本屋」に変わり「黎勾の管理人切り」が始まります。お楽しみに…」
嘘だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
黎「…嘘です」
さぁ、久々のコーナー「本屋」の始まりだよ!
今回、紹介するのは電撃文庫からこの、6月に出たばかりの「レンタルフルムーン」だよ!
さて、今回は一緒に紹介してくれるゲストを紹介しよう!
現在、アマチュアで活動中の黎勾(レイコウ)だ!
彼は、アマチュアの作家なんだ!
アマチュア…つまりは、今だにどこからも出版していないダメ作家なだけだけどね!
黎勾(のち、黎)「…ひどい、言い草だね」
おう!もう、来ていたのかい!
黎「あぁ、来ていたよ。君が語り始める20分前から…」
そ、そんなに早くから…
黎「もちろんさっきのことも聞いていたよ……」
あははは…
黎「はは…………」
その、微妙な無言が怖い…
黎「さて、本紹介を始めようか…。僕も、つい先ほど読み終えたところだけど大丈夫かな…」
問題ない!私も、読み終わったところだ!!
黎「まぁ、そうだろうね…」
さて、今回紹介する「レンタルフルムーン」は瀬那和章の電撃文庫2シリーズ目なんだよ!
黎「この人のデビュー作『under』シリーズはまだ読んだことないんだよな…」
もちろん、私も読んだことはない!
黎「別に、威張ることでもないよ…」
さて、「レンタルフルムーン」は、ちょっと”残念”なキャラクター達が織り成すファンタジック・ラブコメだ!
黎「まぁ、ラブコメって言っても、主人公が恋を知るのは後半、正ヒロインには恋愛感情自体なし、サブヒロインが好きなのは正ヒロイン、って具合だけどね…」
うむ、この本はラブコメだけではない!面白いのは、世界設定だ!
黎「あぁ、世界は神が作った、ってやつね…。まぁ、作った神(女神)が普通に登場してるけど…。しかも、貧乏…」
それは、言ってあげるな。神様も、大変なんだ…
黎「でも、世界は人の認識で作り上げられている、ってのは面白かったな…。人が認識しない限り現存することはできない…。うん、とても面白い…」
あっ、そこなんだ…。
黎「うん、あの設定は面白かった…」
あ~、ん。まぁ、お前はストーリーや設定好きだからな…。私は、何も言わん。
黎「さて、まとめに入ろうか…」
なに!もう、まとめか!あまり紹介していないぞ!
黎「まぁ、小説の詳しいところは読まないとわからないよ…。『百聞は一読にしかず』ってね…」
うむ、まぁいいか。
黎「それじゃあ、今回はこのくらいで終わろうか…」
それでは、また次回会おう!
黎「そういえば、僕の説明なかったね…」
はっ!忘れてた!
黎「そうか…。しょせん僕は、忘れられる存在なんだね…」
うっ…。こ、今度紹介しておく!そこは、約束しよう!
黎「まぁ、別にいいけどね……」
今回、紹介するのは電撃文庫からこの、6月に出たばかりの「レンタルフルムーン」だよ!
さて、今回は一緒に紹介してくれるゲストを紹介しよう!
現在、アマチュアで活動中の黎勾(レイコウ)だ!
彼は、アマチュアの作家なんだ!
アマチュア…つまりは、今だにどこからも出版していないダメ作家なだけだけどね!
黎勾(のち、黎)「…ひどい、言い草だね」
おう!もう、来ていたのかい!
黎「あぁ、来ていたよ。君が語り始める20分前から…」
そ、そんなに早くから…
黎「もちろんさっきのことも聞いていたよ……」
あははは…
黎「はは…………」
その、微妙な無言が怖い…
黎「さて、本紹介を始めようか…。僕も、つい先ほど読み終えたところだけど大丈夫かな…」
問題ない!私も、読み終わったところだ!!
黎「まぁ、そうだろうね…」
さて、今回紹介する「レンタルフルムーン」は瀬那和章の電撃文庫2シリーズ目なんだよ!
黎「この人のデビュー作『under』シリーズはまだ読んだことないんだよな…」
もちろん、私も読んだことはない!
黎「別に、威張ることでもないよ…」
さて、「レンタルフルムーン」は、ちょっと”残念”なキャラクター達が織り成すファンタジック・ラブコメだ!
黎「まぁ、ラブコメって言っても、主人公が恋を知るのは後半、正ヒロインには恋愛感情自体なし、サブヒロインが好きなのは正ヒロイン、って具合だけどね…」
うむ、この本はラブコメだけではない!面白いのは、世界設定だ!
黎「あぁ、世界は神が作った、ってやつね…。まぁ、作った神(女神)が普通に登場してるけど…。しかも、貧乏…」
それは、言ってあげるな。神様も、大変なんだ…
黎「でも、世界は人の認識で作り上げられている、ってのは面白かったな…。人が認識しない限り現存することはできない…。うん、とても面白い…」
あっ、そこなんだ…。
黎「うん、あの設定は面白かった…」
あ~、ん。まぁ、お前はストーリーや設定好きだからな…。私は、何も言わん。
黎「さて、まとめに入ろうか…」
なに!もう、まとめか!あまり紹介していないぞ!
黎「まぁ、小説の詳しいところは読まないとわからないよ…。『百聞は一読にしかず』ってね…」
うむ、まぁいいか。
黎「それじゃあ、今回はこのくらいで終わろうか…」
それでは、また次回会おう!
黎「そういえば、僕の説明なかったね…」
はっ!忘れてた!
黎「そうか…。しょせん僕は、忘れられる存在なんだね…」
うっ…。こ、今度紹介しておく!そこは、約束しよう!
黎「まぁ、別にいいけどね……」
コーナー『本屋』第二回は…「アクセル・ワールド」!
直訳すると加速世界!
第15回電撃大賞の大賞受賞作品です!
著者:川原 礫
イラスト:HIMA
タイトル:アクセル・ワールド 01 黒雪姫の帰還
この作品、主人公はちょっと太った少年…いえ、かなり太った少年です。
正直、私も太っている方なので(涙)主人公に同調しやすかったです・・・
作品の内容は、ズバリ近未来のネットアクションゲーム?かな?
今のネットがさらに進化し生活や学校などの授業などで欠かせないものになっている世界が舞台です
ネタばれはまずいので、軽くまとめると・・・
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっこ」がなくなることはない。
デブ・中学生であるヒロユキもそんな一人だった。
彼が唯一心安らげるのは学内ネットワークのスカッシュゲームをプレイしているときだけ。
アバターを使い≪速さ≫を競うそのゲームがヒロユキは好きだった。
季節は、秋。
相変わらずの日常を過ごしていたヒロユキだが、学校一の美貌と謳われる少女≪黒雪姫≫と出会う。
この出会いにより彼の日常は一変することに・・・。
少女の転送してきた謎のソウトウェアを介し、ハルユキは≪加速世界≫の存在を知る。
それは、学校内の格差、最低辺である彼が、姫を守る騎士≪バーストリンカー≫になった瞬間だった・・・。
こんな、感じかな?
ネットゲームなどが好きな人にはお勧めの作品です。
私は、この世界に出てくるネットワークに惚れました・・・
では、最後に恒例(?)の作品ないの場面抜粋で終わりたいと思います
また、次の『本屋』で…
バースト・リンク!!
「あ……そうだ、これ、預かってました。お返しします」
よく考えもせずそう口にしながら差し出した手帳を見て―。
(中略)
「…………中、見たか?」
消え入るような声で発せられた問いに。
ハルユキは、ようやく黒雪姫の反応の理由を悟った。
「はっ!いえっ、はひっ、いえその、はい、そのぉ……、み……見ました……」
しーん。
突如、超高密度で凍りついた空気を、短いひと言が切り裂いた。
「忘れろ」
「……は?」
「記憶を完全消去し、二度と触れるな。今後もしコレのことを口にしたら、キミは私のレベル9必殺技をその身をもって知ることになる」
ひいっ!?
という悲鳴を呑み込み、ハルユキはぶんぶん首を振った。
(中略)
「いいかげん、あだ名だけではなく名前で呼んでくれないかな」
「あっ……は……はい」
こっくりと頷いてから。
ハルユキは――。
戦慄すべき、ひとつの途轍もない事実に気がついた。
「あ………………、あの」
「ン……?」
「ぼ……、僕……、先輩の、本名……しりま……せん……」
ぴしっ。
(中略)
細い体をぴんと伸ばし、両手を胸の前で組み合わせて、美貌の上級生にして反逆の黒き王は澄んだ声を響かせた。
「私の名前は…………」
直訳すると加速世界!
第15回電撃大賞の大賞受賞作品です!
著者:川原 礫
イラスト:HIMA
タイトル:アクセル・ワールド 01 黒雪姫の帰還
この作品、主人公はちょっと太った少年…いえ、かなり太った少年です。
正直、私も太っている方なので(涙)主人公に同調しやすかったです・・・
作品の内容は、ズバリ近未来のネットアクションゲーム?かな?
今のネットがさらに進化し生活や学校などの授業などで欠かせないものになっている世界が舞台です
ネタばれはまずいので、軽くまとめると・・・
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっこ」がなくなることはない。
デブ・中学生であるヒロユキもそんな一人だった。
彼が唯一心安らげるのは学内ネットワークのスカッシュゲームをプレイしているときだけ。
アバターを使い≪速さ≫を競うそのゲームがヒロユキは好きだった。
季節は、秋。
相変わらずの日常を過ごしていたヒロユキだが、学校一の美貌と謳われる少女≪黒雪姫≫と出会う。
この出会いにより彼の日常は一変することに・・・。
少女の転送してきた謎のソウトウェアを介し、ハルユキは≪加速世界≫の存在を知る。
それは、学校内の格差、最低辺である彼が、姫を守る騎士≪バーストリンカー≫になった瞬間だった・・・。
こんな、感じかな?
ネットゲームなどが好きな人にはお勧めの作品です。
私は、この世界に出てくるネットワークに惚れました・・・
では、最後に恒例(?)の作品ないの場面抜粋で終わりたいと思います
また、次の『本屋』で…
バースト・リンク!!
「あ……そうだ、これ、預かってました。お返しします」
よく考えもせずそう口にしながら差し出した手帳を見て―。
(中略)
「…………中、見たか?」
消え入るような声で発せられた問いに。
ハルユキは、ようやく黒雪姫の反応の理由を悟った。
「はっ!いえっ、はひっ、いえその、はい、そのぉ……、み……見ました……」
しーん。
突如、超高密度で凍りついた空気を、短いひと言が切り裂いた。
「忘れろ」
「……は?」
「記憶を完全消去し、二度と触れるな。今後もしコレのことを口にしたら、キミは私のレベル9必殺技をその身をもって知ることになる」
ひいっ!?
という悲鳴を呑み込み、ハルユキはぶんぶん首を振った。
(中略)
「いいかげん、あだ名だけではなく名前で呼んでくれないかな」
「あっ……は……はい」
こっくりと頷いてから。
ハルユキは――。
戦慄すべき、ひとつの途轍もない事実に気がついた。
「あ………………、あの」
「ン……?」
「ぼ……、僕……、先輩の、本名……しりま……せん……」
ぴしっ。
(中略)
細い体をぴんと伸ばし、両手を胸の前で組み合わせて、美貌の上級生にして反逆の黒き王は澄んだ声を響かせた。
「私の名前は…………」